始末書の例文

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長く仕事を続けていると、大きな失敗のひとつや二つ、三つや四つ…(笑)は、誰でも経験していることでしょう。でも、“始末書”を書く事態となると、そう多くはないかも知れませんね。私は一度だけ、連名で始末書を書いたことがあります。その顛末とは…。ある取引先のA部門から仕事を受け、担当した後輩が、それに伴う資料をB部門から借用しました。仕事が完了して、発注元であるA部門に資料をまとめて返却。ところが、しばらくしてB部門から電話があり、「資料を返却してほしい」と言われたのです。「A部門に返した」と説明しても
「御社に貸したのだから、そちらから返してもらうのが筋」の一点張り。どうなっているのかA部門に確認すると、「あとで連絡しますから」と言ったきり、無しのつぶて。「AとBで直接やりとりしてくれよ〜」と、私でなくても思うでしょうが、「会社の規則だから」と譲ってくれません。しかし、すでにこちらの手元にはないものを、いくら返せと言われても…。
で、事態は進まず、業を煮やしたB部門から、「返せないなら始末書を出せ!」の要求が。「えーっ!? し、始末書!?」。あわてて上司に相談した結果、これ以上こじれるのもまずいという判断で、「なんでこっちが〜〜」と割り切れないままに始末書を提出しました。ところがところが、その後またB部門から連絡があり、ものすごく恐縮しているのです。聞けば、「A部門の担当者が、返却された資料を全部捨ててしまっていたことがわかりました…」と言うではありませんか!! 先方は平謝り。幻の始末書となって一件落着しましたが、なぜ最初から直接確認してくれなかったのか、今でも謎です(笑)。

始末書のフォーマット

さて、書かずに済めばそれに越したことはない始末書ですが、万が一書く事になった場合、どんなことに注意すればいいのでしょうか。例文のフォーマットを挙げてみましょう。
1.状況の説明/いつ、どんなことを起こしたか
2.原因の説明/なぜ、そのような事態が発生したか
3.結果の説明/その結果、どのような影響・損害などが生じたか
4.反省と対策/反省の気持ちや今後に対する心がまえ、二度と繰り返さないための対策など
5.謝罪/締め括りとして、お詫びの言葉を述べる 
6.さらに、具体的な損害額を伴うものであれば、その明細を記す
これは、ごく一般的な例文ですが、不始末の内容によってバリエーションが出てきます。たとえば、「紛失」「営業クレーム」「債権回収不能」「監督不行届」などなど。こうしたケース別の例文は、ネット上にもいろいろありますので、困った時は参考に。でも、その必要がないことを祈ります(笑)。