動脈硬化症の症状
動脈硬化は血管の内壁が厚くなり血液の通りが悪くなる状態で、加齢に伴いある程度は狭くなっていきます。危険因子によるもの、高血圧・糖尿病・高脂血症・喫煙・肥満などを危険因子と言いますが、これらのものがいくつも重なると、加齢による動脈硬化よりも早い進行で症状が悪化していきます。動脈硬化が原因で身体にさまざまな症状が現れているものを「動脈硬化症」と言います。そのひとつに、閉塞性動脈硬化症があります。動脈硬化は全身の血管に起こりますが、閉塞性動脈硬化症は、お腹から下半身にかけての血行障害です。足がいつも冷たい。しびれる。歩くとふくらはぎのあたりが痛むといった症状を起こします。障害が悪化すると足の感覚が麻痺してしまいます。
動脈硬化症の食事療法
動脈硬化症には、食事療法という方法での治療方法があります。これは食べ物によって結果血液の流れを妨げられてしまうので、普段の食事によって血液がスムーズに流れるように治していくものです。塩分・甘いもの・脂質。これらの摂りすぎはよくありません。野菜不足やバランスの悪い食事も注意です。とくに脂質の摂りすぎ、コレステロールや動物性脂肪の多い食品、肉・バター・生クリーム・乳製品・ベーコン・卵黄などはよくありません。食塩は制限して薄塩で。砂糖と果物も控えめに。豆腐や納豆などの植物性タンパク質は毎日適量摂ること。野菜・海藻・きのこ類は血中コレステロールを下げ、新陳代謝を高めるのでたくさん摂りたいですね。ごまは血管の老化を防いでくれるので、積極的に調理に使いたいです。ビタミン類は身体の各機能の働きを高めてくれます。植物繊維、ごぼう・さつま芋・ひじき類は、コレステロールを体外に排出する作用があるので、毎日の献立に登場させたいですね。何をどれくらい食べればいいのかわからない。いまの食事で大丈夫なのか、心配なひとは、病院で食事治療の指導をしてくれますから相談してみましょう。
動脈硬化の検査は簡単にできます。眼底(目の奥)に細い血管が見えますね。この眼底検査で血液の状態を把握できます。動脈硬化度検査(PWV)は、血圧・心電図・心音・脈派を同時に測定することで、血管の硬さと塞がり度を判定できます。検査に伴う痛みはありませんから、心配でしたら定期的な検査を行ってみてください。